緒方壮哉 Souya Ogata
俳優
1995年2月9日生まれ 長野県出身 162センチ
幼少からストリートカルチャーに惹かれ、十代には建築現場作業員などを経て、
”個人や集団、社会との関係の中で生じる抑圧もしくはレッテル”を一つのテーマに思考し、国内外で活動。大学入学を機に上京し、演劇を始める。
2017年、杉原邦生演出、木ノ下歌舞伎『東海道四谷怪談-通し上演-』にて本格的に俳優業を開始。
多摩美術大学美術学部演劇舞踊デザイン学科在学中に高都幸男氏や謝珠栄氏に師事し、学内外で三浦直之氏(ロロ)や、柴幸男氏(ままごと)、山本卓卓氏(範宙遊泳)など現代演劇気鋭の劇作家、演出家の作品に参加する。
時空間的に差異のある他者の声や身体をイメージ、観察しその他要素を、演じる対象に”レッテル”として貼り付けたり剥がしたりすることを演技の出発点とし思考、実践、模索中。
特技、趣味に球技全般、バイク運転、山田康雄などの雰囲気ものまねがある。
2018年には、韓国で開催された第25回BeSeTo演劇祭「libido:呉将軍の足の爪」にて初の海外公演に参加し、タイトルロールである呉将軍を演じ好評を博した。
2021年12月、所属するlibido:が開設したアトリエ「F号室」にて、筒井康隆原作の短編小説「最後の喫煙者」を構成から携わり一人芝居として出演、上演化し好評を博す。2022年度には松戸・横浜・土浦の三都市でリクリエーションし上演。
2023年、libido:SFシリーズを企画し、オリジナルSF脚本「アンダーグラウンド・ワンダリング・ディストラクション」を執筆し北千住BUoYにて上演。
11月には第27回BeSeTo演劇祭(中国/深圳)にて百景社「誤解」に出演し、2度目の海外公演を果たし好評を得る。
主な出演に、木ノ下歌舞伎「東海道四谷怪談ー通し上演ー」(監修・補綴:木ノ下裕一 演出:杉原邦生)や
ロロ×キティエンターテインメント「父母姉僕弟君」(作・演出:三浦直之)、libido:「libido:呉将軍の足の爪」(作:パクジョヨル 演出:岩澤哲野)、FUKAIPRODUCE羽衣「スモール アニマル キッス キッス」(作・演出:糸井幸之介)、libido:「最後の喫煙者」(原作:筒井康隆 演出:岩澤哲野)百景社「誤解」(作:アルベール・カミュ 演出:志賀亮史)など他多数。